借金・ローン返済に困ったときの法律ガイド


個人再生手続

個人再生手続について

個人再生手続とは、通常の民事再生手続を利用しやすくしたもので、個人債務者の小規模な個人破綻の事案に対応できるようになっています。

具体的には…

個人再生手続には、次のようなものがあるのですが、再生債権※の調査手続や再生計画案の議決要件が緩和されているので、個人債務者が利用しやすいものになっています。

■小規模個人再生
・・・将来において継続的に収入を得る見込があって、再生債権の総額が5,000万円以下の人が対象です。

■給与所得者等再生
・・・サラリーマンなど定期的な収入を得る見込みがあり、かつその額の変動が小さいと見込まれる人が対象です。

これらに、住宅資金貸付債権に関する特則の手続をあわせて利用することもできますので、それを利用すると住宅ローンの返済ができなくなっている債務者でも、マイホームを手放さずに経済的再生を図ることができます。

ちなみに、小規模個人再生の再生債権の総額が5,000万円以下というのは、平成16年の破産法改正平成17年1月施行に伴う民事再生法改正によって、3,000万円から引き上げられています。

※再生債権の総額・・・住宅資金貸付債権や担保権付債権を除いた債権の総額のことです。

▼関連トピック
特定調停と通常の民事調停との差異について

特定調停法の目的は、その条文では、「支払不能に陥るおそれのある債務者等の経済再生に資するため、民事調停法の特例として特定調停の手続を定めることにより、このような債務者が負っている金銭債務に係る利害関係の調整を促進すること」とされています。

特定調停と通常の民事調停の具体的差異

特定調停は、次のような点が民事調停と異なります。

■特定調停は、個人でも法人でも申立ができ、特定債務者※からの申立があった場合に限り開始されます。

■債権者全員を相手方にしなくても、また、債権者が1社だけでも申立ができます。

■裁判所は、一定の要件のもとで、調停手続中民事執行手続を停止できます。

■事件の移送の要件が緩和されていたり、事件の併合に関する規定が設けられているので、多数の債権者との間の債権債務関係をいっぺんに解決できます。

■特定債務者だけでなく、債権者のほうも債権債務の発生原因、内容、担保関係などについて明らかにしなければならないことになっています。

■調停委員会は、当事者等に対して、必要と認めるときには、事件に関係のある文書や物件の提出を求めることができます。また、正当な理由もなくそれに従わない者は、10万円以下の過料に処せられることもあります。

■調停委員には、法律、税務、金融、企業財務、資産評価などの専門的な知識を備えた人が指定されます。

■調停案の内容は、特定債務者の経済的再生に役立つという観点から、公正かつ妥当で経済合理性をもった内容でなけばならないことになっています。

※特定債務者・・・複数の消費者金融(キャッシング)業者から借金をしていたり、クレジットカードの使いすぎている人、商工ローンで返済に困っている中小企業者で自転車操業状態にある人のことを、特定調停法上、特定債務者といいます。

□保証人になったときの義務
□取立屋から激しい取立てにあい利息制限法の上限を超える利息を支払った場合
□民事再生法
□個人再生手続の申立てと再生計画
□特定調停と通常の民事調停との差異
□深夜に電話で催促されノイローゼ状態で支払った利息制限法の上限を超える利息の返済
□民事再生法の特徴
□個人再生手続
□個人再生手続
□特定調停制度の費用
□貸金業者の登録拒否要件
□個人債務者再生手続
□返済額と返済日
□加盟店情報センター
□転勤と住宅ローン控除
□転勤と住宅ローン控除
□耐震改修促進税制
□セカンドハウス用住宅融資
□審査で職業
□所得が3,000万円
□年末残高証明書
□財形住宅融資
□火災保険
□フラット35と財形住宅融資
□担保割れ物件の買換え

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